脂質膜蛍光ラベリングキットACOERELA(アコエレラ)

蛍光染色による最先端のビジュアライゼーション

蛍光性アコエレラ色素

脂質膜に貫入して染色をするACOERELA色素の分子モデル

Acoerela色素の特徴は高い量子収率 (>25%)特異性にあります。
蛍光色素がターゲットに結合した場合にのみ蛍光強度の大幅な増加が観察され、その際に色素を取り巻く環境の疎水性が変化します。
結合した色素と結合していない色素の間で発光プロファイルが大きく異なることから、「ライトオン」のメカニズムの根底にあります。

アコエレラ色素ラインナップ

ACOERELA色素3種類のバイアルが横に並んでいる。

Acoerela色素の現在の発色団プラットフォームでは、Aco-600, Aco-490, Aco-430の3ラインナップを展開しています。
さまざまな用途でより多くの利用可能性拡大にするために、色素の励起/発光プロファイルを拡張しています。

試料に合わせて色素をお選びいただけます。

水溶性の色素

Acoerela 色素は水溶性が高く、細胞外小胞のフローサイトメトリー分析でこれまで問題となっていた偽陽性を引き起こしません。 PKH26、DiR、および DiD 色素ファミリーとは異なり、水性緩衝液で再構成してもミセルやナノ粒子を形成しません

ACOERELA色素が凝集体やアーディファクトを作らないことを示すデータ

偽陽性シグナルを発生させることなく
ナノサイズのEVやリポソームを標識できます


ACOERELA脂質膜蛍光ラベリングキットが、ご研究に利用できて成果を得られるか
弊社の専門スタッフが実際に装置をお試しいただけるようご案内しております。

▼ ぜひお気軽にご相談ください。 ▼

未来を拓く最新のアプリケーションギャラリー公開中

ACOERELA色素の使用事例として、細胞外小胞、哺乳類細胞、NIR-Ⅱ、グラム染色の画像

脂質膜蛍光ラベリングの最新アプリケーションを集約しております。

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