よくある質問 ACOERELA

よくある質問

質問をクリックすると回答をご覧いただけます。

色素はどのような状態で送付されますか?

<回答>
遮光マイクロチューブの中に、乾燥された状態でご提供致します。
使用前にMilli-Q 水やPBSなどで溶解してご使用ください。

推奨される保管条件は何でしょうか?

<回答>
開封前の状態では遮光冷蔵で1年間の保証をしています。
一度希釈した色素は遮光状態で4℃冷蔵にて最大6週間保存が可能です。

希釈した色素を再度凍結して長期保存することはできますか?

<回答>
溶解後の凍結融解サイクルは推奨しておりません。
長期保存での事例では4℃で3ヶ月間の保存後に染色が成功した事例がありますが、最適なパフォーマンスを得るためにはストック溶液を6週間以内に使用することを推奨いたします。
小分けでの購入を希望される方は別途ご相談ください。

染色時間はどの程度必要ですか?

<回答>
室温または37℃条件で30分から1時間の染色を推奨いたします。
必要に応じて4℃で長時間のインキュベーションを行っていただくことも可能です。

抗体染色や他の色素との共染色はできますか?

<回答>
可能です。
共染色を行う場合は染色プロトコルの最後にACOERELA色素で染色を行うことを推奨いたします。

in vivo で使用した事例はありますか?

<回答>
in vivoの使用事例は以下の論文にて実例がございます。

Water-soluble extracellular vesicle probes based on conjugated oligoelectrolytes.
Cheng Zhou et al. , Sci. Adv. 9, eade2996(2023). DOI:10. 1126/sciadv. ade2996
https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.ade2996

細胞外小胞色素(EV)を染色するための最適濃度はどの程度でしょうか?

<回答>
細胞外小胞の由来物や精製方法により最適な条件は変化いたしますが、1E+9 part/mL の細胞外小胞に対して、0.1~1.0 μM の終濃度となるようにACOERELA色素を添加することが一般的です。
細胞外小胞の濃度が10倍増加するごとに、色素の濃度も10倍にする必要があります。

細胞外小胞色素(EV)の染色後に細胞に添加するため、遊離色素を除去することはできますか?

<回答>
限外ろ過チューブやタンジェンシャルフロー濾過(TFF)を使用して遊離色素を除去することが可能です。いずれの手法においても100kDaの分画分子量(MWCO)での実績がございます。

偽陽性シグナルを発生させることなく
ナノサイズのEVやリポソームを標識できます


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