EV, LNP解析用試薬キット(Vesiculab)

EV1粒子解析解析にも通用する、ナノ粒子クリーンアップの新しい選択

VSEC‑35 は、EV・LNPなどのナノ粒子サンプルから過剰な蛍光色素や抗体などの小分子不純物を、わずか1分で損失なく除去できる高速SECスピンカラムです。独自のCore‑Sepゲルにより高い選択性と回収率を両立し、ナノフローサイトメトリーなどの多様なナノスケール解析の前処理を迅速かつ確実に行えます。

特長

  • スピンカラム方式を採用した高速前処理
  • 1000 xg / 1min の低速遠心でダメージレス
  • 50 ~ 100 µL の少量サンプルでも使用可能
  • 2 mL コレクションチューブ付属ですぐに使える
  • 細胞外小胞(EV)やLNPのバックグラウンドを除去

ナノ粒子解析を、もっとクリアに、もっと簡単に

Vesi‑SEC micro は、独自の Core‑Sep 固定相により遠心 SEC を実現した高速クリーンアップカラムです。40〜70µm ビーズと 30〜40nm の精密な孔径を持つ Core‑Sep が、EV・OMV・ウイルス・LNP などのナノ粒子から小分子や生物製剤の汚染物質をわずか1分で除去。希釈や分画が不要で、損失を最小限に抑えながらバックグラウンドを大幅に低減します。
一般的なフローサイトメトリーや 各種ナノ粒子計測技術に加え、1粒子解析を行うためのナノフローサイトメトリー など、多様な解析の前処理を迅速化し、データの感度と信頼性を飛躍的に向上させます。

■VSEC-35(遠心分離SECカラム) 仕様

形式サンプル量保管条件※注記
500µL Core-Sepゲルを含む
スピンカラム
1箱あたり24本のスピンカラム4~6℃で最長3年最適なパフォーマンスを
得るには、
スイングバケットローター遠心分離機を使用してください。

EV・ウイルス・LNPの遊離色素除去&高濃度回収のスケールアップを実現

VSEC-35 Midiは、細胞培養上清や各種生体試料などから、細胞外小胞(EV)およびウイルスを数百 µL〜mL級で高回収・高純度で処理できるミドルスケールSECカラムです。
わずか数分で単離できる革新的なスピンカラムをスケールアップし、培養上清や血液由来のサンプルなどから、そのまま遠心分離するだけで高純度なEV・ウイルスを一括回収できます。

VSEC-35 Midi 遠心分離SECカラム(20本入り) 中サイズ ポアサイズ35nm) 
  • 精製済みサンプルを希釈せず、そのまま回収
  • カラム内洗浄2分 + 精製1分の高速処理
  • 粒子回収率90%以上。ロスなくサンプルを改修
  • ダメージレスでEV・ウイルスを分離
  • 最大80本同時処理までのハイスループット処理
  • 培養上清、血漿、尿、髄液など幅広いサンプルに対応
  • 15mLコニカルチューブ + 汎用ローターの遠心機で
    そのまますぐに使用可能

■ VSEC-35 Midi 仕様

項目内容
対応サンプル培養上清(未処理/濃縮)、尿、血清、血漿、髄液、他生体試料
使用容量0.5 ~ 1.0 mL
操作時間約5分(試料調製3分+遠心2分)
回収方法分画・希釈なしのワンステップ回収
使用機器15 mLチューブ対応ロータ付き遠心機(1000×g)※スウィングロータ推奨
処理数(同時)1~最大80サンプル(※遠心機による)

カロリンスカ研究所発、EVを守る保存バッファー

VSafe は、EV の構造と生物活性を長期間維持するために設計された専用保存バッファーです。
PBS では避けられない粒子損失やプラスチック吸着を防ぎ、凍結保存や長時間のベンチワークでも品質を損なわず、ダウンストリーム解析や細胞取り込み実験の再現性を大きく向上させます。カロリンスカ研究所が開発し、5年以上の実証データを持つ信頼性の高いEV保存ソリューションです。

VSafe-5 / VSafe-10 EV保存用バッファー(5 / 10mL) EV, LNP解析用試薬キット(Vesiculab)
  • 細胞外小胞(EV)の保存及び処理バッファー
  • 凍結保管や長時間のベンチワークでも品質劣化を防止
  • 希釈後でもEVの損失がほぼゼロでアッセイ可能
  • 24時間以上の高い安定性を実証
  • 5年以上の実績に基づく信頼性

■ VSafe(EV保存用バッファー) 仕様

サンプル量濃度測定濃度保管
5ml、10ml10倍1倍要冷蔵

EV研究の基準になるポジティブコントロール

VRef‑63GFP は、CD63‑GFP を発現させた高品質なリファレンスEVであり、EV解析のポジティブコントロール粒子として設計されています。
明瞭なGFPシグナルにより、ナノフローサイトメトリーや各種ナノ粒子測定装置での多様なシングルパーティクル解析における、装置性能の確認や抗体反応性の評価、日内・日差変動の補正に活用できます。解析装置でEVを「測れているか」を可視化し、データの再現性と信頼性を大幅に向上させる、EV研究に欠かせない標準リファレンスです。

VRef-63GFP リファレンスEV CD63-GFP EV, LNP解析用試薬キット(Vesiculab)
  • 信頼性の高いポジティブコントロール用のリファレンス製品
  • LOD(検出限界)や感度の確認に利用でき、測定の妥当性を担保
  • VSafe バッファーで安定化され、−80〜−20°Cで長期保存が可能
  • 調整はバッファー添加のみ。すぐにその場で使用できる
  • 100 µL の扱いやすい容量で、無駄なく使い切れる
  • CD63-GFP+で蛍光ベースのアッセイの検証が可能です

■VRef-63GFP(リファレンスEV CD63-GFP) 仕様

起源サンプル量保存条件(凍結乾燥)保管(再構成懸濁液)
ヒト胎児腎細胞(HEK293)100µL(1×109粒子)4°Cで最大1年-80°C で最大 6 か月
-20°C で最大 1 か月

GFPの3倍明るい。だから“見える”EV基準

VRef‑63mNG は mNeonGreen を搭載した CD63陽性EVのリファレンスサンプルであり、1粒子EV解析におけいて使用可能となる装置の種類を大幅に向上させます。
mNeonGreenはGFPの3倍の景況強度を持ち、退色に強いため、共焦点・超解像・フローサイトメトリーなど多様な装置で安定した蛍光を発揮します。VSafe バッファーで調整されており、−80〜−20°Cで長期保存が可能です。
複数施設間の比較や装置感度の確認、抗体反応性評価にも最適なEV研究の標準化と再現性向上に欠かせない次世代基準EVです。

VRef-63mNG リファレンスEV CD63-mNG(100µL) EV, LNP解析用試薬キット(Vesiculab)
  • GFPの約3倍明るい mNeonGreen を採用
  • 退色が少ないため、共焦点顕微鏡や超解像顕微鏡に最適
  • VSafe バッファーで安定化され、−80〜−20°Cで長期保存が可能
  • 調整はバッファー添加のみ。すぐにその場で使用できる
  • LOD(検出限界)や装置感度の確認に最適

■VRef-63mNG仕様

濃度(mNG+/mL、IFCMで測定)未染色サンプルのMFI(FITC MESF)エンジニアリングされた割合の推定値(mNG+APC+とAPC+の比率)サンプル
ボリューム
バッファー
1.32 E10 particles/mL786.630988.90%100µLVSafe

抗体を“混ぜるだけ”でEVに装着。Fc結合EVの新基準

VFc‑mNG は、抗体の Fc 領域に特異的に結合するモジュールを搭載した蛍光EVで、混ぜるだけ抗体修飾EVを作製できる革新的なリファレンス材料です。
化学修飾やリンカー設計が不要で、抗体を正しい向き(Fabを外向き)に提示できるため、結合効率と生物活性を最大化します。
EVのCD63に mNeonGreen が発現しているためフローサイトメトリーや単一EV解析に最適で、抗体依存的な結合評価、特異性確認、濃度依存性試験などを迅速かつ再現性高く実施できます。

VFc-mNG Fc結合EV-mNG(100µL) EV, LNP解析用試薬キット(Vesiculab)
  • カロリンスカ研究所のSamir EL Andaloussi 氏が開発したエンジニアリングEVです。
  • ベシクル内部にmNeon Green蛍光、表面にFc結合部分が存在します。
  • Fc部分に結合するように設計された細胞外小胞であり、様々な抗体を修飾することが可能です。
  • 抗体 NP 複合体の治療効果を評価するために使用可能です。
  • 分析: ナノフローサイトメトリーで 2 色のシグナルを提供します。
  • VRef-63mNG(リファレンスEV)と連携して動作します。
  • VSafe(EV保存用バッファー)で懸濁しています。

VFc-mNGで、次の評価が可能になります。

  • 抗体修飾EVの受容細胞への結合効率の迅速な評価
  • LNPおよびナノ医薬品候補の開発のためのモデリング
  • ナノ粒子分析および超解像顕微鏡プラットフォームにおける効率的な共局在測定
  • 2つの蛍光チャネルでの(ナノ)フローサイトメトリー測定のポジティブコントロール

■ VFc-mNG(Fc結合EV-mNG) 仕様

濃度(mNG+/mL、IFCMで測定)未染色サンプルのMFI(FITC MESF)エンジニアリングされた割合の推定値(mNG+APC+とAPC+の比率)サンプル量バッファー
3.85 E9
粒子/mL
815.628588.90% 100µLVSafe

EVの分離、特性評価、取り込みにおける活用

LNP、ナノメディシン、遺伝子治療ベクターの可能性を拡大

革新的ツールで、ナノ医療、LNPの可能性を拡大 EV, LNP解析用試薬キット(Vesiculab)

分析プラットフォームの機能を強化し、サンプル準備を改善することで、LNP、ナノメディシン、遺伝子治療ベクターの開発をより迅速かつ効率的にできます。

最先端のツールと専門知識を提供することで、これらの分野の発展において中心的な役割を果たし、革新的な治療法の開発を加速させることを目指しています。

VRef-63GFP(リファレンスEV CD63-GFP)は、EVの特性評価のための直交分析法の検証に役立ちます。染料で標識した後のサンプルを、VSEC-35(遠心分離SECカラム)を使って、損失や希釈なしでクリーンアップすることもできます。これらの信頼性の高いソリューションにより、EV研究の効率と信頼性を大幅に向上させ、このダイナミックな科学研究分野の進展を加速しています。

EVの分離、特性評価、取り込みアッセイ技術におけるワークフロー

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