EV, LNP解析用試薬キット(Vesiculab)

分離・精製
リファレンス
| 用途 | 推奨製品 | 特長 |
| ラベルフリー・物性評価 | VRef-Naive | 自然なEV物性、非蛍光 |
| 蛍光感度評価 | VRef-63GFP | GFPベース標準 |
| 高輝度蛍光解析 | VRef-63mNG | mNeonGreenで高感度 |
| 機能化・抗体結合評価 | VFc-mNG | Fc結合設計 |
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VSEC-35 micro 遠心分離SECカラム/ポアサイズ35nm(24本入り)
EV1粒子解析解析にも通用する、ナノ粒子クリーンアップの新しい選択
VSEC‑35 は、EV・LNPなどのナノ粒子サンプルから過剰な蛍光色素や抗体などの小分子不純物を、わずか1分で損失なく除去できる高速SECスピンカラムです。独自のCore‑Sepゲルにより高い選択性と回収率を両立し、ナノフローサイトメトリーなどの多様なナノスケール解析の前処理を迅速かつ確実に行えます。
ナノ粒子解析を、もっとクリアに、もっと簡単に
Vesi‑SEC micro は、独自の Core‑Sep 固定相により遠心 SEC を実現した高速クリーンアップカラムです。40〜70µm ビーズと 30〜40nm の精密な孔径を持つ Core‑Sep が、EV・OMV・ウイルス・LNP などのナノ粒子から小分子や生物製剤の汚染物質をわずか1分で除去。希釈や分画が不要で、損失を最小限に抑えながらバックグラウンドを大幅に低減します。
一般的なフローサイトメトリーや 各種ナノ粒子計測技術に加え、1粒子解析を行うためのナノフローサイトメトリー など、多様な解析の前処理を迅速化し、データの感度と信頼性を飛躍的に向上させます。
- スピンカラム方式を採用した高速前処理
- 1000 xg / 1min の低速遠心でダメージレス
- 50 ~ 100 µL の少量サンプルでも使用可能
- 2 mL コレクションチューブ付属ですぐに使えます。
- 細胞外小胞(EV)やLNPのバックグラウンドを除去できます。
■VSEC-35 仕様
| 形式 | サンプル量 | 保管条件 | ※注記 |
|---|---|---|---|
| 500µL Core-Sepゲルを含む スピンカラム | 1箱あたり24本のスピンカラム | 4~6℃で最長3年 | 最適なパフォーマンスを 得るには、 スイングバケットローター遠心分離機を使用してください。 |
VSEC-35 Midi 遠心分離SECカラム
-中サイズ ポアサイズ35nm(20本入り)
EV・ウイルス・LNPの遊離色素除去&高濃度回収のスケールアップを実現
VSEC-35 Midiは、細胞培養上清や各種生体試料などから、細胞外小胞(EV)およびウイルスを数百 µL〜mL級で高回収・高純度で処理できるミドルスケールSECカラムです。
わずか数分で単離できる革新的なスピンカラムをスケールアップし、培養上清や血液由来のサンプルなどから、そのまま遠心分離するだけで高純度なEV・ウイルスを一括回収できます。

- 精製済みサンプルを希釈せず、そのまま回収。
- カラム内洗浄2分 + 精製1分の高速処理
- 粒子回収率90%以上。ロスなくサンプルを回収。
- ダメージレスでEV・ウイルスを分離。
- 最大80本同時処理までのハイスループット処理。
- 培養上清、血漿、尿、髄液など幅広いサンプルに対応。
- 15mLコニカルチューブ + 汎用ローターの遠心機でそのまますぐに使用可能。
VSEC-35 Midi 仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応サンプル | 培養上清(未処理/濃縮)、尿、血清、血漿、髄液、他生体試料 |
| 使用容量 | 0.5 ~ 1.0 mL |
| 操作時間 | 約5分(試料調製3分+遠心2分) |
| 回収方法 | 分画・希釈なしのワンステップ回収 |
| 使用機器 | 15 mLチューブ対応ロータ付き遠心機(1000×g)※スウィングロータ推奨 |
| 処理数(同時) | 1~最大80サンプル(※遠心機による) |
VSEC-Omics Micro/Midi 血漿用遠心分離SECカラム
血漿から、もっと簡単に、もっと高純度のEVを回収
VSEC-Omicsは、リポタンパク質除去工程とVSEC-35スピンカラムを組み合わせることで、血漿サンプルから細胞外小胞(EV)を迅速かつスケーラブルに高純度で単離できるように設計されています。プロテオミクス、質量分析、マルチオミクス解析などの高度なアプリケーションをサポートします。

- 血漿サンプルからEVの精製まで約40分と迅速な処理
- リポタンパク質や遊離血漿タンパク質を効率的に除去し、高感度質量分析やプロテオミクス解析が可能
- 一般的な低速遠心機のみで、1~100以上のサンプルを並行して処理可能(超遠心処理は不要)
- 50µLから最大1.0mLまでの血漿サンプルに対応
- EVは沈殿工程や低速遠心分離によって物理的に影響を受けず、小胞の構造と生物学的意義が保持
- 分離プロセス中にサンプルを希釈しないため、追加の濃縮工程が不要
VSEC-Omics 仕様
| 製品 | 内容物 | 血漿サンプル量 | コレクションチューブ |
|---|---|---|---|
| VSEC-Omics Micro | 試薬+VSEC-35 (24本/箱) | 50 µL-100 µL | 2mL (付属) |
| VSEC-Omics Midi | 試薬+VSEC-35 Midi (20本/箱) | 0.5mL-1.0mL | 15mL (付属しません) |
| VOmics Plasma | 試薬のみ *1 | - | - |
*1 VOmics plasmaは、試薬(最大20mLの血漿を処理可能)のみの販売となります。
VRef-63GFP リファレンスEV CD63-GFP (100µL)
EV研究の基準になるポジティブコントロール
VRef‑63GFP は、CD63‑GFP を発現させた高品質なリファレンスEVであり、EV解析のポジティブコントロール粒子として設計されています。
明瞭なGFPシグナルにより、ナノフローサイトメトリーや各種ナノ粒子測定装置での多様なシングルパーティクル解析における、装置性能の確認や抗体反応性の評価、日内・日差変動の補正に活用できます。解析装置でEVを「測れているか」を可視化し、データの再現性と信頼性を大幅に向上させる、EV研究に欠かせない標準リファレンスです。

- 信頼性の高いポジティブコントロール用のリファレンス製品。
- LOD(検出限界)や感度の確認に利用でき、
測定の妥当性を担保可能。 - VSafe バッファーで安定化され、
−80〜−20°Cで長期保存が可能。 - 調整はバッファー添加のみ。
すぐにその場で使用可能。 - 100 µL の扱いやすい容量で、
無駄なく使い切れます。 - CD63-GFP+で蛍光ベースのアッセイの検証が可能。
VRef-63GFP 仕様
| 起源 | サンプル量 | 保存条件(凍結乾燥) | 保管(再構成懸濁液) |
|---|---|---|---|
| ヒト胎児腎細胞 (HEK293) | 100µL (1×109粒子) | 4°Cで最大1年 | -80°C で最大 6 か月 -20°C で最大 1 か月 |
VRef-63mNG リファレンスEV CD63-mNG (100µL)
GFPの3倍明るい。だから“見える”EV基準
VRef‑63mNG は mNeonGreen を搭載した CD63陽性EVのリファレンスサンプルであり、1粒子EV解析におけいて使用可能となる装置の種類を大幅に向上させます。
mNeonGreenはGFPの3倍の景況強度を持ち、退色に強いため、共焦点・超解像・フローサイトメトリーなど多様な装置で安定した蛍光を発揮します。VSafe バッファーで調整されており、−80〜−20°Cで長期保存が可能です。
複数施設間の比較や装置感度の確認、抗体反応性評価にも最適なEV研究の標準化と再現性向上に欠かせない次世代基準EVです。

- GFPの約3倍明るい mNeonGreen を採用。
- 退色が少ないため、共焦点顕微鏡や超解像顕微鏡に最適。
- VSafe バッファーで安定化され、
−80〜−20°Cで長期保存が可能です。 - 調整はバッファー添加のみ。すぐにその場で使用可能。
- LOD(検出限界)や装置感度の確認に最適。
VRef-63mNG仕様
| 濃度(mNG+/mL、IFCMで測定) | 未染色サンプルのMFI(FITC MESF) | エンジニアリングされた割合の推定値(mNG+APC+とAPC+の比率) | サンプル ボリューム | バッファー |
|---|---|---|---|---|
| 1.32 E10 particles/mL | 786.6309 | 88.90% | 100µL | VSafe |
VFc-mNG Fc結合EV-mNG (100µL)
抗体を“混ぜるだけ”でEVに装着。Fc結合EVの新基準
VFc‑mNG は、抗体の Fc 領域に特異的に結合するモジュールを搭載した蛍光EVで、混ぜるだけ抗体修飾EVを作製できる革新的なリファレンス材料です。
化学修飾やリンカー設計が不要で、抗体を正しい向き(Fabを外向き)に提示できるため、結合効率と生物活性を最大化します。
EVのCD63に mNeonGreen が発現しているためフローサイトメトリーや単一EV解析に最適で、抗体依存的な結合評価、特異性確認、濃度依存性試験などを迅速かつ再現性高く実施できます。

- カロリンスカ研究所のSamir EL Andaloussi 氏が開発したエンジニアリングEV。
- ベシクル内部にmNeon Green蛍光、
表面にFc結合部分が存在します。 - Fc部分に結合するように設計された細胞外小胞であり、様々な抗体を修飾することが可能。
- 抗体 NP 複合体の治療効果を評価するために使用可能。
- 分析: ナノフローサイトメトリーで 2 色のシグナルを提供。
- VRef-63mNG(リファレンスEV)と連携して動作。
- VSafe(EV保存用バッファー)で懸濁しています。
VFc-mNGで、次の評価が可能になります。
- 抗体修飾EVの受容細胞への結合効率の迅速な評価
- LNPおよびナノ医薬品候補の開発のためのモデリング
- ナノ粒子分析および超解像顕微鏡プラットフォームにおける効率的な共局在測定
- 2つの蛍光チャネルでの(ナノ)フローサイトメトリー測定のポジティブコントロール
VFc-mNG(Fc結合EV-mNG) 仕様
| 濃度(mNG+/mL、IFCMで測定) | 未染色サンプルのMFI(FITC MESF) | エンジニアリングされた割合の推定値(mNG+APC+とAPC+の比率) | サンプル量 | バッファー |
|---|---|---|---|---|
| 3.85 E9 粒子/mL | 815.6285 | 88.90% | 100µL | VSafe |
VRef-Naive リファレンスEV
生体に近い“未改変EV”を基準化し、EV解析の再現性を次のレベルへ

VRef-Naiveは、蛍光タンパク質や表面改変を施していない「ナイーブ(未改変)」な細胞外小胞(EV)リファレンス材料として、EV分離・特性評価・定量・品質管理における標準化を支援するために設計されました。
リファレンスEVシリーズ(VRef-63GFP / VRef-63mNG)が蛍光ベース検証を強みとする一方、VRef-Naiveはより自然なEV物性に近いリファレンス材料として、ラベルフリー解析や基礎特性評価に最適です。
VRef-Naive 仕様
| サイズ(Mode) | サイズ(Mean) | 濃度 | CD9のみ | CD63のみ | CD81のみ | CD9 &CD63 | CD9 &CD81 | CD63 & CD81 | CD9 &CD63 & CD81 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 98nm | 120nm | 1.32E11 part/ml | 26% | 1% | 17% | 13% | 23% | 9% | 11% |
VRef-Rainbow マルチスペクトル蛍光EVリファレンス
1つのリファレンスで、複数蛍光チャネルを横断。EV解析の“見える化”を次世代へ
VRef-Rainbowは、複数波長域に対応したマルチカラー蛍光設計により、フローサイトメトリー、f-NTA、nanoFCM、SP-IRISなど多様な蛍光解析プラットフォームにおいて、検出感度評価・チャネル最適化・マルチプレックス解析を支援するリファレンスEVです。

“1色だけ”では評価しきれない時代へ
EV研究やLNP解析の際に、
単一蛍光標準では以下のような課題が生じます。
- レーザー/検出器ごとの感度差が比較しづらい。
- 多色パネル設計時のクロストーク確認が難しい。
- 装置変更時のチャネル再最適化に時間がかかる。
- ラボ間比較で再現性が低下しやすい。
VRef-Rainbowが提供するソリューション
- マルチスペクトル蛍光EV:複数レーザー帯域評価 (発光波長: 400-580/520-580/650-770nm)
- チャネル横断QC:UV / Violet / Blue / Yellow / Redの蛍光感度を想定
- マルチプレックス解析最適化:補正・ゲーティング・クロストーク評価
- EV由来粒子特性:ビーズでは再現しにくい生体粒子に近い挙動
- 装置間標準化:NanoFCM / FACS / f-NTA / SP-IRISの横断比較
VRef-Rainbow 仕様
| サイズ | 濃度 | ゼータ電位 | 励起波長 | 発光波長 |
|---|---|---|---|---|
| 140nm | 1.6E11 part/mL | -68.1mV(±7.8mV) (バッファーの導電率:0.014mS/cm) | 325 – 400nm/ 450 – 530nm/ 580 – 680nm | 400 – 580nm/ 520 – 580nm/ 650 – 770nm |
VSafe-5 / VSafe-10 EV保存用バッファー(5/10mL)
カロリンスカ研究所発、EVを守る保存バッファー
VSafe は、EV の構造と生物活性を長期間維持するために設計された専用保存バッファーです。
PBS では避けられない粒子損失やプラスチック吸着を防ぎ、凍結保存や長時間のベンチワークでも品質を損なわず、ダウンストリーム解析や細胞取り込み実験の再現性を大きく向上させます。カロリンスカ研究所が開発し、5年以上の実証データを持つ信頼性の高いEV保存ソリューションです。

- 細胞外小胞(EV)の保存及び処理バッファー。
- 凍結保管や長時間のベンチワークでも品質劣化を防止。
- 希釈後でもEVの損失がほぼゼロでアッセイ可能。
- 24時間以上の高い安定性を実証。
- 5年以上の実績に基づく信頼性。
VSafe(EV保存用バッファー) 仕様
| サンプル量 | 濃度 | 測定濃度 | 保管 |
|---|---|---|---|
| 5ml、10ml | 10倍 | 1倍 | 要冷蔵 |

EV, LNP解析を加速させる次世代アプローチ
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