新モデル ver2.7アップデート情報

ver2.7 シリーズへのアップデートにより
測定精度と再現性が更に向上

VIDEODROPは2023年秋よりハードウェアとソフトウェアの両面におけるアップグレードを行い、測定精度と再現性を向上させ広範囲の濃度領域におけるサンプル測定の信頼性を向上させました。
このアップデートはVIDEODROPの測定パフォーマンスさらに向上させると共に、デバイス間での再現性を高めることを目的としています。また、ver2.7ソフトウェアは既にVIDEODROPをお使いいただいている皆様の装置にもインストールできるようにプログラムされています。

アップデートされたVIDEODROPをぜひ体験してください。

アップデートの概要

ver 2.7シリーズにおけるアップデートでは、装置本体と解析ソフトに関連するハードとソフト両面でのアップデートが同時に行われています。
ハードウェアアップデートでは各種パーツの性能向上や装置内部機構の改良、ソフトウェアアップデートでは多検体の測定を効率的に行う為のデータ軽量化やデータ処理効率の向上のための改良が行われております。
ソフトウェアのアップデートは既に装置をご使用いただいている皆様にも適応可能です。

ハードウェアアップデート内容 詳細

ハードウェアアップデートでは主に光学系と電子制御系に関連するパーツの性能向上と内部機構の見直しを行いました。これにより装置測定精度において公称値に対する正確性と測定間精度の向上ならびにデバイス間の再現性を向上させるとともに、通信速度の向上によって安定したスピードでの測定とデータ解析を行うことができます。

光学系アップデート

  • センサーとLED を新モデルに更新
  • センサー位置の校正による光学キャリブレーションを実装
  • 光路保護パネルを追加し外乱の影響をカット
  • 保護シールドの材質変更

電子制御系アップデート

  • 電子制御基板を新モデルに更新
  • USB3.0対応により通信速度を向上
  • ケーブルを簡素化し設置上の制限を縮小

ソフトウェアのアップデート項目

ソフトウェアアップデートでは主に測定プロトコルとユーザビリティに関連するシステムアップデートを行いました。測定プロトコルのアップデートによってサンプル測定時の偽陽性低減と再現性の向上ならびに測定レンジ上限と下限付近での測定精度を向上させ、段階希釈における直線性をR2=0.9971まで向上させました。またユーザビリティ向上のためのアップデートではこれまでユーザーの皆様から頂いた意見を反映させ、データ容量の圧縮とデータエクスポートの簡易化やトラブルシューティングデータのエクスポート機能を搭載し、より簡単に、より使いやすく装置を進化させました。

測定プロトコルのアップデート

  • 粒子検出アルゴリズムの更新により偽陽性を低減
  • 濃度計算アルゴリズムの更新により再現性を向上
  • 低濃度および高濃度領域における測定精度の向上

ユーザビリティ向上のアップデート

  • qvirファイルデータのサイズ削減によるデータ処理速度向上
  • エクスポート時の出力忘れ防止機能追加
  • トラブルシューティングのエクスポート機能追加


新-旧モデルの性能比較

サンプル毎の濃度測定レンジが向上しました

ポリスチレン粒子
ポリスチレン粒子
旧シリーズ

Linear range
[1E9 – 5E9 part/mL]

矢印
最新 ver2.7 シリーズ

Linear range
[1E8 – 9E9 part/mL]

7 samples of polystyrene beads
80nm to 400nm
7 dilutions/sample x 3 replicates

レンチウイルス
レンチウイルス
旧シリーズ

Linear range
[2E8 – 4E9 part/mL]

矢印
最新 ver2.7 シリー

Linear range
[2E8 – 8E9 part/mL]

9 samples of lentivirus
Intermediate and purified lentivirus
7 dilutions/sample x 3 replicates

EV(エクソソーム)
EV(エクソソーム)
旧シリーズ

Linear range
[2E8 – 4E9 part/mL]

矢印
最新 ver2.7 シリー

Linear range
[2E8 – 5E9 part/mL]

6 samples of EVs
Isolated from blood plasma
7 dilutions x 3 replicates

レンチウイルスの段階希釈による直線性評価

レンチウイルスサンプルを段階希釈し、旧モデルのVIDEOODROP(ver2.6.1)と新モデルのVIDEOODROP(ver2.7.0)で測定結果の比較を行いました。新モデルの濃度測定結果は計算上の値と高い相関を示しており、(R2=0.9971) より広い濃度レンジにおける測定信頼性を示しています。

測定精度の向上 – 濃度測定

バージョンの色分け

100nmから400nmのNIST準拠ポリスチレンナノ粒子を7段階に希釈し、旧モデルと新モデルで測定比較を行いました。各サイズおよび濃度領域において測定精度が向上していることがわかります。

測定精度の向上 – サイズ精度

バージョンの色分け

100nmから400nmのNIST準拠ポリスチレンナノ粒子を7段階に希釈し、旧モデルと新モデルでサンプルサイズにおける測定比較を行いました。各サイズおよび濃度領域において公称値に近い結果を得ることができています。

PageTop