お客様の声
オスミウムコーター ユーザーインタビュー
ミシガン州立大学
ミシガン州立大学では、約20年間にわたり、メイワフォーシスのオスミウムコーターをご使用いただいております。長らくNeocをご使用いただいておりましたが、今回新たに新型のTennant20 新型オスミウムコーティングシステムを導入いただきました。
幸喜 順 様(東京工業大学)
幸喜様は、電子顕微鏡を用いた受託分析や装置の取り扱いトレーニングなどの研究サポートを学内向けに行っています。 FE-SEMの前処理装置として【Neoc ネオオスミウムコータ】ご利用いただいています。
大藤 弘明 教授
(東北大学 大学院理学研究科 地学専攻)
大藤先生の研究室では、高温高圧実験や天然試料の観察を通して、ダイヤモンドや地球の深部を構成する鉱物の生成メカニズムの検討や、その物理化学的性質を調べる研究を主体として行っております。特に、電子顕微鏡を用いて試料の微細組織や化学組成などを詳しく調べることに力点をおいており、電子顕微鏡前処理のコーティング装置として【Neoc ネオオスミウムコータ】をご利用いただいています。
林 大和 准教授
(東北大学 大学院工学研究科 応用化学専攻)
林先生の研究室では、ナノ粒子や多孔質材料などの電顕前処理として【Tennant20 新型オスミウムコーティングシステム】をご利用いただいています。コンパクトで場所を取らず、誰でも簡単に操作できる装置ということで導入をいただきました。
オスミウムコーター お客様の声
白金でポリマー粒子をコーティングして観察していたが、表面に粒子が見えてしまっていた。
純オスミウムでのコーティングによってクリアにチャージアップがなく観察できるようになった。
エッジ部や奥まった場所がチャージアップしていたが、オスミウムコートは回り込みが良いため全体のコントラストもきれいに取れるようになった。
Al2 O3 の極表面をXPSで分析を行う際、従来の方法ではチャージアップが解消しなかったが、Osを0.5~1nm程度の膜厚でコーティングを行うことで中和銃を使用することなくピークのズレを解消できた。
低真空SEMでそれなりに見えてはいたが全体的にボヤけたような画像となっていた。Osコートを行うことでより鮮明な画像を得ることができた。
ブレンドポリマーSEM観察の際に、ポリマーごとのコントラストがはっきりと明確になりスパッタでは得られない像が確認できた。
包埋樹脂との界面でチャージアップに困っていたが、オスミウムコーティングではチャージアップが発生しない。
オスミウムの毒性が運用上の懸念材料だったが、装置、付属オプションだけでなく、アフター対応もオスミウム対策が徹底されている。
安心して装置の運用ができている。