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TIM材の熱伝導率評価

厚さが異なるサンプルを測定しました。データのばらつきが小さいことから、高い再現性で測定することが可能です。
厚さの異なる試料を用意することで、試料だけの熱伝導率(界面熱抵抗等を考慮した)を求めることができます。また、TIM材の実使用に近い点で評価できるのも特長です。

・サンプル:TIM材(厚み0.5mm、1mm、2mmの3種類)
・荷重  :10%
・測定時間:約30分
・測定結果:4.539W/m・K

・サンプル:TIM材(厚み0.5mm、1mm、2mmの3種類)
・荷重  :20%
・測定時間:約40分
・測定結果:4.645W/m・K

・サンプル:熱伝導グリス
・測定時間:約40分
・測定結果:3.846W/m・K

グリスのような液体サンプルもTCD-100Vであれば、再現性高く測定することが可能です。
測定する際は、右図のジグを使用します。
*今回測定したグリスの粘度は粘度:230 ~ 250 Pa・s です。

本測定から分かること

①高い再現性
厚みの異なるサンプルを用いても測定値のばらつきが小さく、TCD‑100V の安定した測定性能が確認できます。

②界面熱抵抗を含めた実使用に近い評価
複数厚みのサンプルを測定することで、材料固有の熱伝導率を界面熱抵抗込みで算出できます。
これは TIM 材の実装状態に近い評価が可能であることを意味します。

③TIM 材の研究開発・品質管理に最適
・放熱シート
・グリース
・ゲル
・金属箔複合材
など、幅広い TIM 材の性能比較・最適化に活用できます。

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