表面張力計 (T-60)

リング法・プレート法の2つの測定方式に対応
簡単操作でオート測定

リング法・プレート法による表面張力計

表面張力は液体の「ぬれ性」に対して大きく影響を与えます。表面張力計では「ぬれ広がる力」、その逆に自ら「丸まろうとする力」を計測します。 ぬれ性・浸透性、乳化性、吸着性、界面活性剤、泡立ちの評価に表面張力測定が有効です。

・表面張力が強い=丸まろうとする力が強い→ぬれにくい、浸透しにくいことを表します。
・表面張力が弱い=広がろうとする力が強い→ぬれやすさ、浸透のしやすさを表します。

リング式/プレート式 2つの測定方式に対応

■リング式測定方式
吊り下げたリングを溶液に沈ませ、しばらく静止した後リングを引上げるとリングに溶液の膜が吸い付いてきます。リングを界面からある高さまで上げると溶液の膜は切れてしまいます。その時にかかる力のピークを読み取り(バネの伸び、溶液の重さ、膜の長さ等)表面張力を測定します。
プレートに濡れにくい粘性のある試料などに適しています。

■プレート式測定方式
プレートをサンプル溶液に浸すと、溶液がプレートに対してぬれ上がります。このぬれ上がる際の溶液中に引き込む力を読み取り表面張力を測定します。

リングファクター・密度・温度入力のみで簡単自動測定計

必要項目を入力し自動測定ができる、ユーザーフレンドリーオペレーションです。
測定レンジは0~1000dynes / cm2 (mN/m) 広範囲測定ができます。

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