自動サンプル処理システム(qEV DXter)

qEV DXter

高度なリキッドハンドリング技術でEV分離の処理能力を向上

qEV DXterは、ロボットアームと高度なピペッティング技術を活用し、qEVカラムを用いた高スループットなEV分離を実現します。

コンパクトな設計で、あらゆる規模のEV研究室にスムーズに導入可能。さらに、精密なガラスシリンジを採用しており、世界中の臨床検査室で信頼される高いピペッティング精度・再現性・長期的な安定性を確保しています。

また、採用されたロボットアームは、柔軟なカスタマイズ性と高精度な動作に優れ、EV分離の効率化をサポートします。

処理能力の向上
qEV DXterの精密なリキッドハンドリング技術により、作業効率を最大化。1回の処理で最大24本のカラムを処理可能、所要時間は約45~90分

手作業の削減
EV分離プロセスを完全自動化し、時間短縮&ミスを最小限に。
サンプル識別、カラム準備、バッファー添加、ピペッティング、回収まで自動化されます。

柔軟なカスタマイズ
液量・ピペッティング速度・時間設定を最適化し、作業負担を軽減します。処理データをCSVで出力し、サンプル追跡も可能です。

qEV DXter 操作ステップ

qEV DXterのロボットアームはX、Y、Z軸に沿って安定かつ正確に動作し、ワークフローの各ステップをスムーズに進行させます。ほとんどの作業はDXterが自動で処理するため、ユーザーが行うのは 「紫のボックス内のステップのみ」 です。

関連製品

カスタマイズ可能な大容量クロマトグラフィーシステム <qEV ZENCO>

qEV ZENCO

qEVは超遠心分離よりも簡単に高いEV精製が可能ですが、qEV100のような大型カラムにおいても、さらに簡単に、かつシステマティックに精製が行えるようにしたいと考えました。

qEV ZENCOクロマトグラフィーシステムでは、内蔵UV検出器でリアルタイムのEVとタンパク質のピークを検出することが可能です。
また、pH検出器で洗浄手順をモニターし、次のサンプルを実行する前に、酸が完全に洗い流されたことを確認できます。

医療機器の品質マネジメント国際標準規格 ISO13485 を取得
品質が保証された、細胞外小胞抽出カラムです

qEV
qEV 細胞外小胞抽出キット

カラム内部にはポリマーのメッシュがあり、そのメッシュの表面には無数の小さな穴が開いています。適正抽出サイズより大きな粒子はメッシュで遮られるため通過が遅れ、適正抽出サイズより小さな粒子はメッシュ表面の穴に入るため、通過が遅れます。 マニュアル通りのタイミングで回収することで、誰でも簡単に細胞外小胞の抽出が行えます。

EV自動回収装置抽出~クリーニングまで自動、細胞外小胞抽出作業がより簡単に!

AFC オートフラクションコレクター

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治療研究用と診断研究用のための細胞外小胞(EV)分離の未来がここにあります

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qEV PurePathサービスはカスタマイズを中心に展開され、EV分離に関する当社の深い専門知識によって実現されています。qEV PurePathワークフローの中心となるのは、qEVサイズ排除カラム技術です。純度の高さで知られるqEVテクノロジーは、すべてのqEV PurePathワークフローにおいて、信頼性が高くカスタマイズ可能な基盤として機能します。qEVテクノロジーは、EV治療薬とEV診断薬のそれぞれ異なるニーズを考慮し、2つの異なる方向性に舵を切りました。

1粒子毎のゼータ電位・粒子径を同時測定

ナノ粒子マルチアナライザー (Exoid)
ナノ粒子マルチアナライザー(Exoid)

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