局在表面プラズモン共鳴解析システム(XNanoⅡ・X1)
超高感度センサーの開発に成功!
SPR、QCMでは見られなかった超低分子挙動解析
局在表面プラズモン共鳴(LSPR)を応用した、
ナノサイズマテリアルの新しい解析アプローチ
SPRは金属表面における自由電子の集団的振動です。金属薄膜に光を照射することで、励起可能ですが、そのためには一定の条件を必要とします。一般には光学プリズムの1つの面に、厚さ50nm程度の金(Au)を蒸着したセンサー素子が用いられています。 また、金属ナノディスクに光を照射することでSPRを励起できます。この場合には光学プリズムが不要になるため、センサー構造を簡素化することができます。ナノディスクに光照射することで励起したSPRは、ナノディスクから離れて伝搬することはありません。
すなわち、局在化しているため、局在表面プラズモン共鳴(LocalizedSurfacePlasmon Resonance : LSPR)と呼ばれています。
特許技術の超高感度センサー
局在プラズモン現象(LSPR)を応用した、超高感度センサーを採用
固液界面の浸透や膨潤反応をリアルタイム計測
XNanoⅡ 液中用チャンバー
- 最大80度までの温度別に計測できます。
- 極低分子の吸脱着、分子の構造変化も計測できます。
- 吸気溶媒を使用した測定もできます。
- 固液界面の浸透や膨潤反応をリアルタイム計測できます。
最大600℃の高温ガス中で測定
X1 気相用チャンバー
- 最大600℃の高温下で測定ができます。
- チャンバーには2センサーを搭載でき、リファレンスとサンプルを同時測定できます。
- ナノサイズマテリアルの酸化還元反応を計測できます。