熱伝導率測定デバイス(TCD-100V)
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熱伝導率の測定原理
Q=熱流
A=表面積
K=熱伝導率
ΔT=(Ta-Td)メーターバー間の温度差
dA=メーターバー内の温度センサー間の距離
TCD-100VはASTM D 5470に準拠しており、TIMや光を透過しない金属、薄膜、粘性のある液体など、幅広いサンプルの熱伝導率を測定することが可能です。
サンプルの片側を高温、反対側を低温にすることで、定常的な温度勾配を与えます。
2箇所の温度センサー(下図のT2、T3)で温度を測定し、その変化量から熱抵抗を導き、熱伝導率を算出する手法です。
熱伝導率の算出
熱伝導率は、厚さの異なるサンプルの熱抵抗の値をプロットし、その点をつないだ直線の傾きの逆数で表されます。
TCD-100Vのソフトウェアでは、選択した測定データから自動で熱伝導率Kが算出されます。
K=熱伝導率
R=熱抵抗率
ソフトウェア
熱伝導率の算出結果が表示されるだけでなく、熱抵抗とサンプル厚のグラフも確認することができます。
また、測定したデータはいつでも呼び出すことができ、これまでに測定したデータをグラフへプロットし、
その熱伝導率を算出することも可能です。
測定画面
解析画面
測定サンプル事例
・TIM
・薄膜
・ポリマー
・金属
・粘性のある液体 …等
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