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多孔質体内部への樹脂浸透

2種類の多孔質体の樹脂包埋後、樹脂が孔に浸透するか評価しました。
空隙内部にも十分樹脂が浸透し、硬化したことが確認出来ます。

包埋手順
①包埋前に樹脂をビーカーに入れあらかじめ1時間ほど脱気
②脱気した樹脂をサンプルを入れたモールドに入れさらに3時間ほど脱気
③5分UV照射し硬化
④エタノールを入れたビーカーに包埋後のサンプルを入れ30秒ほど超音波洗浄をし剥離剤を除去し、エアダスターでドライアップ
⑤表面を4000番まで手研磨し光学顕微鏡で観察。孔に樹脂が浸透しているか確認。

多孔質体内部への樹脂浸透 サンプル:気孔率品(白色、気孔率50%前後)SiO₂-Al₂O₃系 包埋前、包埋後画像
多孔質体内部への樹脂浸透 サンプル:低気孔率品(褐色、気孔率15-20%前後)MgO₂-Al₂O₃系 包埋前、包埋後画像

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