リファレンス リポソーム AcoRL

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AcoRL リファレンスリポソームでナノ粒子検出を最適化

AcoRL リファレンスリポソームは、細胞外小胞(EVs)やLNPなどのナノ粒子解析において、フローサイトメーター等の光学機器設定を最適化するために設計された、染色済みのポジティブコントロールリポソームです。
製品概要
AcoRLは、合成脂質にAcoerela色素を 1 mol% の割合で配合した蛍光リポソームです。
リポソームのサイズは50〜100 nmの範囲で提供され、蛍光ナノ粒子の可視化や解析の精度を高めるための信頼性の高い参照基準として機能します。
- 用途: フローサイトメトリーなど、蛍光ベースのナノ粒子解析機器のパラメータ最適化
- 粒子径: 50 – 100 nm(ロットごとの分析証明書 COA を参照)
- タイプ: ポジティブコントロール(各波長)およびネガティブコントロール(未染色)
| 品名 | AcoRL-430 | AcoRL-490 | AcoRL-520 | AcoRL-600 | AcoRL-800 | AcoRL-Neg |
| 蛍光色素 | Aco-430 | Aco-490 | Aco-520 | Aco-600 | Aco-800 | 色素なし |
| 励起波長 | 369 | 422 | 465 | 525 | 735 | |
| 波長 | 403-460 | 458-508 | 511-530 | 586-635 | 775-818 | |
| レーザー | UV (355nm) | Violet (405nm) | Blue (488nm) | Blue/Yellow (488/561nm) | Red (638nm) | |
| 量子収率(%) | 94 | 60 | 76 | 27 | 13.8 | |
| 蛍光寿命(nano sec) | 1.1 | 0.9 | 1.3 | 1.9 | 1.6 |
測定事例:ナノフローサイトメトリーでの AcoRL測定
AcoRLリファレンスリポソームをナノフローサイトメーターで測定したデータを示しています。
ポジティブコントロールでは高い陽性率を示しており、ポジティブ/ネガティブの差も一目瞭然です。

FITCチャンネル(励起: 488 nm、蛍光検出: 525 nm),PC5チャンネル(励起: 488 nm、蛍光検出: 613 nm),APCチャンネル(励起: 640 nm、蛍光検出: 783 nm)で取得されました。
使用方法(プロトコル)
1. リポソームの再構成手順(未開封品の場合)
- 使用するすべてのバッファーと試薬を室温に戻し、0.22µmのフィルタに通してろ過します。
- AcoRL のバイアル 1本に対し精製水 100 µL を加えて懸濁します。
- 中程度の強度で 10秒間ボルテックス し、粒子を均一に分散させます。
- 上記工程でリファレンスリポソームが再構成されます。
2. フローサイトメトリーでの検出
- 希釈: 再構成したリポソームを、ろ過済みの適切なバッファーで 10,000倍 に希釈します。
- 最適化: 使用する機器の推奨パラメータ(イベントレート等)に従い、希釈倍率を調整してください。これによりスウォーミング効果(同時通過による誤検出)を避け、シャープなプロットを得ることができます。
- データ収集: 機器のユーザーガイドに従い、データの取得と設定の微調整を行ってください。
保存条件と品質保証
- 再構成後: 2〜8°C で遮光保存。最大 3ヶ月間 安定です。使用前には1時間ほど室温に戻し、再度ボルテックスすることをお勧めします。
- 未開封(凍結乾燥): 室温、元の真空パッケージ内で保存(保証期間:製造から24ヶ月)。
※蛍光ベースの計測器には、関連するレーザーと検出器が装備されていることをご確認ください。
【2026年4月最新】
実測データ掲載 AcoRLテクニカルデータシート(PDF)
AcoRLをNanoFCMで測定した事例を掲載。実際の使用方法や保管方法について詳細を記載しています。
EV・LNP解析の条件検討に欠かせない、各種レーザー・フィルター別の蛍光プロファイル実測値を公開しています。

蛍光標識リポソームがナノ粒子測定を最適化
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