Trince社と日本総代理店契約を締結し「LumiPore フォトポレーション遺伝子導入装置」の取り扱いを開始します

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2024年8月、メイワフォーシス株式会社はベルギーのTrince社と日本総代理店契約を締結し、革新的なトランスフェクションプラットフォームである「LumiPore フォトポレーション遺伝子導入装置」を日本市場にリリースすることをお知らせいたします。

Trince社は2021年にベルギーのゲント大学からスピンオフした企業であり、研究開発から臨床応用までの幅広い領域での細胞工学の効率化に貢献するというビジョンのもと、ウイルスベクターやエレクトロポレーションに代わる次世代のトランスフェクションプラットフォームである「LumiPoreフォトポレーション遺伝子導入装置」を開発しました。

LumiPoreの基盤技術であるフォトポレーション法は、ゲント大学バイオフォトニクス研究グループの責任者であるケビン・ブラックマンス教授によって考案されたDNAやその他の分子を細胞に導入するための新しく安全な方法であり、細胞に対する導入ダメージを最小限に抑えることで、これまで遺伝子導入が困難とされていたiPS細胞やCAR-T細胞へのトランスフェクションを可能にしました。
2024年にはガンや遺伝性疾患の治療における細胞・遺伝子治療に関する画期的な研究が評価され、科学雑誌Natureより独創的で高品質な製品やサービスによって社会にプラスの影響を与えるスピンオフを表彰するNature Spinoff Prizeを受賞しています。

「科学技術で、世界を変える」というミッション・バリューを掲げる当社は、Trince社との提携により、お客様が「LumiPore フォトポレーション遺伝子導入装置」の先進技術を最大限に活用できるよう、包括的な製品販売、トレーニング、保守サービスの提供をいたします。

2024 年 8月 1日
メイワフォーシス株式会社

フォトポレーション遺伝子導入装置(LumiPore)

フォトポレーション遺伝子導入装置(LumiPore)

次世代トランスフェクションプラットフォーム
LumiPoreフォトポレーション遺伝子導入装置は最新のフォトポレーション技術を用いてiPS細胞やCAR-T細胞などを含む幅広い種類の細胞へ、核酸やタンパク質、CRISPR/Cas9RNPsなどの様々な物質を導入することができます。

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