ミッション

私たちの使命。存在意義。そして成し遂げたいこと。

バリュー

行動指針。ミッションに向かううえで、忘れないようにしたい共通の価値観。

<インタビュー>
メイワフォーシス の ミッション・バリューとは?

ミッション・バリューを掲げた目的や背景を教えてください

これまで内包されていた想いを言語化

メイワフォーシスは1968年に創業し、今期(2020年10月より)で53期目となります。「会社は人間形成の道場である」という経営理念のもと、創業より企業活動を行って参りました。

組織は人、というテーマを皆理解はしているものの、組織に内包されている具体的な考え方や想いを言語化しアウトプットすることで、社内外の関わるすべての人に理解をしてもらいたいと思いから、「ミッション(使命)・バリュー(行動指針・共通の価値観)」を今期より掲げました。

3人のレンガ職人とハンナ・アーレントの「人間の条件」
イソップ寓話に「3人のレンガ積み職人」という話があります。
ある旅人が町を歩いているとレンガを積んでいる3人の職人を見かけ、「ここで、何をしているのですか?」と訪ねました。

一人目の職人 「見ればわかるだろう、レンガ積みをしているんだ」 →誰かの指示・指令の下に「労働」をしている

二人目の職人 「この壁を作るのが仕事なんだ。これでお金が稼げるからやっているんだ」 →対価をもらい「仕事」をしている

三人目の職人 「歴史に残る素晴らしい”大聖堂”を作っているんだ」 →明確な目的意識を持って「活動」をしている


3人は全く同じレンガを積む行動をしていますが、全く違う動機で働いています。 また、ドイツの哲学者ハンナ・アーレントは、人間が動く条件を、労働・仕事・活動 の3つに分解しています。 強制されたり、対価のためだけに行動するのではなく、自分の信念のもとに「活動」をして欲しい、活動を通じて精神的な豊かさが得られる組織の中にいるということを実感してほしいという想いから、「ミッション・バリュー」を言語化しました。

科学技術で世界を変える、という壮大なテーマには具体的にどのような理想や目標がこめられていますか

私たちは今、気候変動による地球温暖化や、新型コロナウイルス感染症を始めとする感染症の流行等の様々な地球規模の課題に直面していますが、人類はこれまでもこのような危機を、Science and Technology で解決してきました。私たちの事業は研究機器を通じて世界的な問題や課題を解決することに関与できているかが常に問われています。

また、私たちはこれから新しい技術を確立し、世界的な問題解決を成し遂げられる可能性も持っていると思っていますし、これまで行ってきた、日本にはまだ届けられていない新たなテクノロジーを世界中から見つけて、日本の研究者に広めることも、Science and Technology の発展に貢献していると思っています。企業として、その手ごたえを実感できるように活動をしていくということが理想や目標だと考えています。

新型コロナの影響と今後の展望・・コロナ渦において、新たなるミッション・バリューはありますか

新型コロナウイルスが流行し、世界的な危機があるほど私たちのミッション・バリューが色濃くなっています。様々な問題の解決方法が確立される手前側の基礎研究の分野で、私たちがより深く活動をしていく必要があると思っています。

このようなパンデミックが今後は日常的に起こりえるとも言われています。人類や地球の危機にどうやって立ち向かっていくかと考えたときに、人類はこれからも、Science and Technology で解決をしていくでしょう。 私たちが掲げたミッション・バリューを大切に想い活動をしていきます。

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